【サイドFIRE】3000万円ためるまでにかかる時間を紹介

こんにちは。

これからFIREを目指す方は一つの指標として、まず、3,000万円を貯めようと考えている方が多いだろう。
しかし、ほとんど貯金がない方からすれば、一体どのくらいの期間で3,000万円を達成できるかがいまいちピンとこない方も多い。

今回は、3,000万円を貯めるために必要な期間について紹介する。

3,000万円が指標となる理由

出典:国税庁 「国税庁統計年報書」、総務省 「全国家計構造調査(旧全国消費実態調査)」、 厚生労働省 「人口動態調査」、国立社会保障・人口問題研究所 「日本の世帯数の将来推計」、 東証 「TOPIX」 および 「NRI生活者1万人アンケート調査」 、「NRI富裕層アンケート調査」等よりNRI推計

資産保有額は左図の通り大きく5種類に大別される。
実際に、ほとんどの方が属する層が保有資産3,000万円以下の「マス層」だ。
「マス層」の一つ上が「アッパーマス層」であり、3,000万円以上の資産が必要だ。
この階段を一つ上がるために必要な金額をFIREと関連付けている方が多い。
そのため、3,000万円が一つの指標となっている。

3,000万円を貯める手法

銀行の年利(2024年1月時点)
ゆうちょ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%
投資の年利
投資信託4%
不動産投資4%

3000万円を貯めるためには、投資を行うことが最も必要な期間が短いだろう。
特に、銀行への預金だけでは単純に時間ばかりかかる。
年利を考えると株式投資もしくは、不動産投資などを行うことが必要だ。

銀行の年利と投資による年利による保有資産額の推移を比較した。(左図)
18年を経過すると保有資産が倍以上に開くことがわかる。
投資はリスクを伴うが、長期的に見れば平均年4%資産が増えるといわれている。
つまり、保有資産を極力投資した方が、効率的にお金を増やすことが可能となる。

3,000万円を貯めるために必要な期間は入金力に依存する

3,000万円貯めるために必要な期間は結局のところ入金力に依存する。
左図に収入と支出のイメージを記した。
給料が高いほど、投資に回すお金が増える。
また、生活費を節約するほど投資に回すお金が増えることがわかる。
特に給料が少ない方は、生活費を削ることがそもそも難しいといった方も多いだろう。
そういった場合はどうにかして収入を増やすしかない。

収入を増やす方法としては副業を行うことだ。
副業を行うことで給料に副業分を上乗せすることが可能だ。
結果として投資を行うだけの余裕が生まれる。

投資への入金力を高める方法
収入を増やす。(副業を行う。)
生活費を削減する。

3,000万円貯めるまでにかかる期間

入金力別に3,000万円かかるまでにかかる期間を試算した。(下図)
最も現実的な、3万円/月の入金から、独身かつ実家暮らしでないと到底難しい領域の30万円/月の入金まで記載した。

入金力と3,000万円貯めるまでの必要期間早見表

入金力と3,000万円貯めるまでの必要期間早見表を紹介する。
入金力が増えるほど、必要な期間の短縮が可能であることがわかる。

入金力と3,000万円貯めるまでの必要期間計算機

まとめ

今回は、3,000万円を貯めるために必要な期間について紹介した。
少しでも入金力を高めることが、必要な期間を短縮するために有効だ。
また、入金力を高めるためには、節約もしくは収入を増やす(副業)を継続的に行うことが大切だ。

以下の記事で3,000万円でFIREを行うための具体的方法を紹介しているため、是非ご確認頂ければと思う。

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